メイバランスとカロリーメイト、どちらも手軽にカロリーを摂取することができるものです。
メイバランスは介護食としても有名ですが、この2つはどちらがおすすめなのか、この記事で比較し解説します。
目次
メイバランスとカロリーメイトどっちがおすすめ?
メイバランスとカロリーメイトはどちらも必要な栄養素を手軽に補給することができます。
メイバランスは食べたいけれど食べられない人が食事量が少なくても十分な栄養を取れるように作られた栄養調整食品です。
高齢者でも無理なく飲める125mlで200kcalのエネルギーが摂取でき、1本でタンパク質・食物繊維・ビタミン・ミネラルなど様々な種類の栄養を一度に効率良く補給することができます。
一方カロリーメイトは身体に必要なタンパク質、脂質、糖質、ビタミン、ミネラルといった5大栄養素をいつでもどこでも手軽に補給し、現代人の食生活をバックアップするバランス栄養食です。
この2つはどちらがおすすめなのか、以下に比較していきます。
カロリーメイトの種類
カロリーメイトの種類はブロックタイプ、ゼリータイプ、リキッドタイプ、ロングライフの4種類があります。
ここでは介護食としても取り入れやすいゼリータイプとリキッドタイプを詳しく紹介します。
ゼリータイプにはアップル味、ライム&グレープフルーツ味、フルーティミルク味の3種類の味があります。
ゼリータイプは、①5大栄養素がバランスよく取れる、②ビタミンは1日に必要な量の約半分、③カロリー計算が簡単(1袋100kcalまたは200kcal)、④BCAA(分岐鎖アミノ酸)が豊富なホエイタンパクを使用しているという特徴があります。
一方リキッドタイプには、カフェオレ味、フルーツミックス味、ヨーグルト味の3種類の味があります。
リキッドタイプは、①5大栄養素がバランスよく取れる、②1缶200kcalでカロリー計算が簡単、③ビタミンは1日に必要な量の約半分、④タンパク質10g、⑤サラッと飲みやすく液体だから身体に優しい、⑤爽やかなフレーバー、という特徴があります。
カロリーメイトリキッドとメイバランスMiniを比較
カロリーメイトとメイバランスには色々な種類のものがありますが、カロリーメイトリキッドとメイバランスMiniはどちらも液状で形状が似ています。
この2つを比較していきます。
カロリーメイトのリキッドの成分について
カロリーメイトのリキッドタイプ(カフェオレ味)の成分について、以下の表にまとめます。
栄養成分表示 1缶(200ml)当たり
明治メイバランスMini(コーヒー味)の成分について、以下の表にまとめます。
栄養成分表示 1本(125ml)当たり
カロリーメイトのリキッドの味について
カロリーメイトリキッドタイプには、カフェオレ味、フルーツミックス味、ヨーグルト味の3種類の味があります。
一方、メイバランスMiniには、コーヒー味、ストロベリー味、ヨーグルト味、キャラメル味、バナナ味、コーンスープ味、ぶどう味、ココア味の8種類があります。
賞味期限
カロリーメイトリキッドの賞味期限は12ヶ月、メイバランスMiniの賞味期限は製造後270日です。
どちらも常温で保存できます。
価格差
カロリーメイトリキッドは公式サイトにて30本で6,480円であり、1本あたり216円です。
コンビニなどでも1本216円にて販売されています。
一方メイバランスMiniは楽天市場などのネットショップにて24本で4,131円であり、1本あたり173円です。
重さ
カロリーメイトリキッドは1缶あたり約270gです。
一方メイバランスMiniは1本あたり約151gです。
カロリーメイトリキッドは200mlなのに対し、メイバランスMiniは125mlと内容量に差があり、また缶と紙パックという包装の違いもあり、重さにこれだけの差があります。
介護食の補食として適しているのはどっち?
カロリーメイドリキッドとメイバランスMiniを比較してきましたが、介護食の補食としてはどちらが適しているのでしょうか?まず介護食というものは高齢者の方が食べるものであるため、高齢者の方が食べやすく使用しやすいものである必要があります。
カロリーメイトリキッドは1缶あたり200mlで200kcalであるのに対し、メイバランスMiniは1本あたり125ml200kcalです。
高齢者が介護食の補食として取り入れることを考えると、一度に少しの量でたくさんのエネルギーが補給できるものが望ましいです。
メイバランスMiniの方が1mlあたりのエネルギーは多く、適しています。
また味に関してもメイバランスMiniの方が多く、賞味期限も長いです。
1本あたりの価格もメイバランスMiniの方が安いです。
何年も続く介護のことを考えると価格は安い方が良いでしょう。
それから年を取ると握力が弱ってくるため、1本あたりの重さは軽い方が高齢者自身も扱いやすいです。
また、購入する際にはケースで購入した方がお得であるため、1ケースあたりの重さが軽い方が介護する側の負担も軽くなります。
以上の点を比較し、全ての点においてカロリーメイトリキッドよりもメイバランスMiniの方が介護食の補食に適していると言えます。
まとめ
この記事ではカロリーメイトとメイバランスについて比較しました。
以下にこの記事の内容をまとめます。
- カロリーメイトはバランス栄養食、メイバランスは栄養調整食品です。
- カロリーメイトリキッドタイプは200mlで200kcal、味は3種類、賞味期限は12ヶ月です。メイバランスMiniは125mlで200kcal、味は8種類、賞味期限は9ヶ月です。
- 価格はメイバランスの方が安く、重さもメイバランスの方が軽いです。
- 介護食の補食としては、少量で高カロリーであるメイバランスMiniの方が適しています。
メイバランスは高齢者や食欲不振の人の栄養調整のために作られた食品であるため、高齢者の介護食の補食として適しています。
ゼリータイプもあるため、嚥下機能の低下している方でも食べやすくなっています。
また、味も種類が豊富であるため、食が進まない高齢者でも好みの味に出会えるかもしれません。