メイバランスシリーズはエネルギーのほか、タンパク質やビタミン、ミネラルなど様々な栄養素が含まれています。
それらの栄養素がどのような効果があるのかを確認することは、メイバランスを購入するときの目安となります。
今回はメイバランスに含まれる栄養素やその効果、栄養バランスなどに関して解説していきます。
メイバランスの効果について興味がある方は、参考になさってください。
目次
メイバランスの効果ってどんな感じ?
はじめにメイバランスの効果を確認していきましょう。
メイバランスは株式会社明治が販売している、栄養サポート食品・飲料です。
その主な効果は2つ挙げられます。
1つ目は健康維持、食欲不振の解消です。
食事が少なくなると、栄養状態が悪化し、やせ形になります。
そしてやせ形になると運動不足が引き起こされ、より食欲が低下する悪循環に陥ってしまいます。
メイバランスにはエネルギーのほか、6大栄養素がバランスよく配合されていますので、定期的にメイバランスを摂取することにより、悪化した栄養状態の改善が期待できます。
2つ目の効果が、高齢者に陥りがちな低栄養状態の改善です。
超高齢化社会となり、要介護者の増加がみられる日本において、在宅介護をしている方の3/4が、栄養リスクがあると考えられています。
先ほど紹介したようにメイバランスには、バランスに優れた栄養素が含まれていますので、栄養摂取を効率的に行えます。
以上がメイバランスの効果についてです。
次の項目ではメイバランスに含まれる、栄養素に関して解説していきます。
6大栄養素をしっかり補えます
メイバランスを摂取することにより、6大栄養素をしっかりと補えます。
メイバランスにはエネルギーのほか、たんぱく質、脂質、そして糖質などの6大栄養素が含まれています。
例えば明治メイバランスMiniカップ1本で、200kcalを摂取することが可能です。
200kcalは、ごはん茶碗で約1杯分に含まれるエネルギーに相当します。
なお明治メイバランスMiniカップの内容量は125mlです。
缶コーヒーのショート缶の内容量が190ml前後ですので、缶コーヒーよりも少ない量で、効率的にエネルギーを摂ることができます。
また125mlの牛乳に含まれるたんぱく質の、約1.7倍にあたる7.5gが、メイバランスには含まれています。
これらの栄養素以外には、食物繊維やビタミン、ミネラルが配合されており、食物繊維はレタス3/4個分の2.5gです。
メイバランスの栄養素を確認できたところで、次の項目では栄養素がどのようなバランスで含まれているのかについて、解説していきます。
バランスの良い栄養補助食品です
メイバランスはバランスの良い栄養補助食品・飲料です。
というのも2015年版の日本人の食事摂取基準を元に、メイバランスの栄養が構成されています。
日本人の食事摂取基準では、総エネルギー摂取量に占めるべき、たんぱく質と脂質、炭水化物の割合が示されています。
2015年の食事摂取基準では、たんぱく質が13~20%、脂質が20~30%、そして炭水化物が50~65%の割合で、栄養を構成するようにとしています。
前の項目で紹介したように、明治メイバランスMiniカップに含まれるエネルギー量は200kcalです。
これを2015年の日本人の食事摂取基準に照らし合わせると、各栄養素の数量は以下の通りになっています。
【200kcalにおける2015年 日本人の食事摂取基準】
- たんぱく質::6.5g~10g
200kcal×13%~20%(2015年 日本人の食事摂取基準)=26kcal~40kcal
26kcal~40kcal×4kcal/g(換算係数)=6.5g~10g - 脂質:4.4g~6.6g
200kcal×20%~30%(2015年 日本人の食事摂取基準)=40kcal~60kcal
40kcal~60kcal×9kcal/g(換算係数)=4.4g~6.6g - 炭水化物:25g~32.5g
200kcal×50%~60%(2015年 日本人の食事摂取基準)=100kcal~120kcal
100kcal~120kcal×4kcal/g(換算係数)=25g~32.5g
明治メイバランスMiniカップの成分は、たんぱく質7.5g、脂質5.6、そして炭水化物31.7gなので、2015年の食事摂取基準を満たしていることが確認できます。
減少させないためにも効果的!
体重を減少させないためにもメイバランスは効果的です。
特に明治メイバランスArgシリーズは、1本125mlで200kcalを摂取できるのに加え、遊離アルギニンを2500mg摂れます。
アルギニンは体内で生成できる、非必須アミノ酸ではあるものの生成量が少なく、体外からの補給が必要です。
アルギニンは免疫力の向上や、成長ホルモンの分泌の促進が期待できます。
明治メイバランスArgシリーズは、ベッド上で生活を送っている方や、食欲が落ちてきた方に特におすすめな商品となっています。
体重を減らしたくない方は食事量と相談し、メイバランスを利用しましょう。
飽きずに続けられる
メイバランスには飽きずに続けられる工夫がされています。
今回は飽きずに摂取し続けられる工夫を3つ紹介します。
その1 少量なのに高カロリー
1つ目が少量なのに高カロリーであることです。
明治メイバランスMiniカップは125ml1本で200kcal摂取でき、ご飯を食べるのと比較し、短時間で栄養摂取が行えます。
ドリンクタイプやゼリータイプなど、様々な種類のメイバランスがリリースされており、体調や気分によって摂取形態を選択できます。
その2 様々な味を楽しめます
2つ目が様々な味を楽しめることです。
ストロベリーやバナナといったオーソドックスな味だけでなく、コーンスープ・フルーツオレなど、オリジナリティあふれるテイストがラインアップされています。
商品によって味の種類が異なるため、注文する際には味の種類を確認しましょう。
その3 難しい調理は不要です
3つ目が調理することなくそのまま摂取できることです。
調理が難しい状況や、体調が思わしくなく料理をするのが困難な状態であっても、高カロリーを摂れます。
開封すればすぐさま栄養補給ができますので、調理が難しい災害時や緊急時にも重宝するでしょう。
まとめ
メイバランスの効果や含まれる栄養素、摂取するときの注意点などを解説してきました。
メイバランスの効果について、理解を深められたのではないでしょうか。
メイバランスの効果ってどんな感じ?をまとめると
- メイバランスには健康維持や食欲不振の解消、高齢者にみられる低栄養状態の改善が期待できる
- エネルギーやたんぱく質、脂質などの6大栄養素がバランスよく配合されている
- 明治メイバランスMiniカップは、1日3本まで摂取できる。摂取限度を守り、毎日メイバランスによる栄養補給を続けるようにしたいということがあります。
メイバランスに代表される栄養補助食品は、栄養摂取をサポートするために販売されています。
メイバランスの利用に際し、疑問に感じたことがあれば、担当医やかかりつけの医療機関へ相談し、無理のない栄養摂取をこころがけましょう。